医療機器業界から他業界・異業種へ転職するために必要な3つのスキル

「医療機器業界は仕事がキツイ！」
下記のような理由で医療機器業界から他業界・異業種に転職したいという方も多いです。

そこで気になるのは、「医療機器業界から他の業界に移れるのか」ということだと思います。

ここでは、私の転職エージェントとしての経験を元に、
「医療機器業界から他業界・異業種を目指すために必要なこと」
についてお話ししたいと思います。

医療機器業界から他業界に転職可能！

医療機器業界から他業界への転職は可能です。

医療機器の知識そのものが役に立つわけではありませんが、培った経験を役立てることはできます。

• 直行・直帰型の営業スタイル
• 代理店営業のスタイル

の経験については、他の業界においても応用できます。

私の知っている中には、元医療機器業界の知識を生かして派遣会社や転職エージェントなどの人材系の営業となり、医療機器業界を担当するといったケースもあります。

実際、とあるCSOの会社だとプロジェクトマネージャーと呼ばれる職種があります。
医療機器の派遣案件（プロジェクト）案件をとってきて、最適な人材を探して採用となった場合のトレーニングを行うような業務を行います。

また、医者との交渉経験があることを生かし、医師系の人材紹介会社へ転職した方もいます。

このように、医療機器業界から他業界・異業種への転職というのは可能です。

ただし、上記で紹介した例は「医療関連の知識」を上手く活用した例です。
専門知識を活用した転職は、年収を下げずに転職できる場合が多いです。

しかし、転職をする上では、医療に関連しない転職をすることが多いため、高い確率で年収は下がるでしょう。

医療機器業界から他業界への転職は、決して楽な道ではありません。

他業界・異業種への転職に必要な3つのスキル

では、どのような経験を活かして転職すべきでしょうか。

私は「ポータブルスキル」を活かして転職することを提案します。
ポータブルスキルとは、業界や職種が変わっても生かすことできるスキルのことです。

医療機器営業においては、色々あるかとは思いますが

の、3つが重要なスキルとなってきます。

製品の提案力

高い専門性が必要である一方、納得して自社製品を購入してもらう「提案力」は、有形、無形問わずどの業界の営業職においても必要な力です。

代理店コントロール力

計画的な訪問、情報提供、関係構築など自身の売り上げを担保するために代理店を動かすための戦略を立て、実行する力です。

代理店を通じて製品を販売する業界において、非常に役に立ちます。

計画策定・遂行能力

業務を行う上で、自分の力で計画を立てて実行していく能力は、どのような業種でも必要とされることが多いです。

今までのご自身の経験を紹介することで、その力を持っていることの証明もできます。
転職先に合わせて、アピールポイントを探していきましょう。

まとめ

医療機器業界から他業種への転職をする場合、これまで頑張って習得した知識は無駄になり、収入が下がる可能性は高いです。

しかし、医療機器業界は激務であることも事実です。
自身の人生を見つめなおして、ワークライフバランスを大切にしたいという方も多いです。
幸い、医療機器業界で培った経験が全て他業種で活かせないわけではありません。

思い切って医療機器業界から他業種への転職というのも、考えてみても良いかもしれません。

医療機器業界への転職にお勧めのエージェントランキング

転職エージェントは「採用募集企業の提案」、「応募資料添削」、「面接対策」、「スケジュールの調整」など、転職活動を完全サポートしてくれます。

完全無料で利用できるので、医療機器業界への転職を志望するのであれば転職エージェントを活用したほうがいいです。

当サイトでおすすめの転職エージェントを、ランキング形式で紹介します。
なおエージェントごとに採用を扱っている会社が違うため、できれば2社以上は登録しておいた方がよいです。