【高収入のお仕事】医療機器営業って実際どれくらいの年収なの？

こんにちわ。
転職エージェントの藤原です。

医療機器業界の営業は年収が高いと言われています。

では実際の年収はどれくらいなのでしょうか。

ここでは医療機器業界の営業職の年収を比較してみたいと思います。

一番年収が高いのはMR

年収が一番高いと言われているのは、MRです。

MRの20代の平均年収は500万円、30代で650万円、40代以上は950万円くらいとなっています。

すべての年齢層をみても、平均で700万円くらいとなっています。
(2012年、DODA調べ)

平均年収がこれだけ高いので、全業界を見ても常にトップ5の平均年収を誇ります。

やはりMRの年収は高いです。

ただし、最近のMRの中途採用は、経験者のみの採用となっているケースが多いです。

新たに未経験MRの採用というのがなくなってきているため、未経験からMRを目指すというのは現実的に厳しくなってきています。

医療機器営業 メーカーの年収

MR以外の医療機器営業のことをSR(医療機器営業従事者)と呼ぶことがあります。

ただし、あまり最近は使われない用語ですので、ここでは医療機器営業という表現で統一します。

医療機器営業では、転職先は主にメーカー、商社の2つがあります。

医療機器メーカー営業職の20代の平均年収は400万円、30代が550万円、40代が780万円くらいです。
(2012年、DODA調べ)

MRと比較すると決して高いとはいえませんが、80業種の中で10位前後の平均年収となっているため、高収入の職種です。

なお、医療機器営業では「どの分野の製品を扱っているか」によって年収は大きく変わってきます。

例えば、整形インプラントの外資メーカーの「とある会社」のケースを紹介します。

この会社では、医療機器メーカー営業未経験であったとしても、100パーセントの目標達成をすることで30歳での年収が600万円を提示されます。

一方、歯科系のとある内資メーカーの場合は、業界未経験で提示される年収は20代後半で360万円くらいとなります。

同じ医療機器メーカーでも、「どの分野を扱うか」というだけで大きく年収が異なってきます。

医療機器営業 商社の年収

医療機器の商社は、大きく分けて2種類の商社が存在します。

⇒医療機器の商社とは？詳しく説明します

輸入商社

まず、いわゆる「輸入商社」という形式の商社です。

上場会社だとディーブイエックス、メーカー機能をもった商社だと日本ライフラインや日本エム・ディ・エム、伊藤忠商事の系列会社であるセンチュリーメディカルといった会社などが挙げられます。

これらの会社の共通した点として、給料は医療機器メーカー並みに高いというところです。

ディーブイエックスだと平均年収が650万円、日本ライフラインや日本エム・ディ・エムだと700万円くらいになっています。

卸、ディーラー

もう１つは「卸」や「ディーラー」とよばれる形態の商社です。

代表的な上場会社としてはウインパートナーズ、オリックスに買収されたイノメディックスなどがあげられます。

この分野において、私が知る限りではウインパートナーズが一番年収の高い卸の商社です。

それでも平均年収は581万円となります。

中小規模の卸商社だと400万円程度の平均年収、もしくはそれ以下も非常に多いです。

やはり、卸商社は「中抜き」の業者となるため利益率が低く、それが平均年収に反映されてきます。

まとめ

医療機器業界の営業職は、

• MR
• 医療機器メーカー
• 商社(輸入)
• 商社(卸、ディーラー)

の順に年収が高いです。

MRは給料が高いものの、未経験から転職は難しいです。

一方で商社(代理店、卸)は未経験でも転職しやすいですが、年収がやや低めです。

未経験から医療機器業界の営業への転職を狙うのであれば、医療機器メーカーや輸入商社への転職がおすすめです。

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