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異業種からの医療機器業界への参入が相次いでいます。
その結果、転職先としての選択肢として考えられる企業も増えてきています。
今回は、異業種から医療機器業界にどのような形で参入しているのか、事例と共に説明しつつ、転職市場についてお話しをしたいと思います。
異業種から参入する2つのケース
異業種から参入するケースとしては、以下の2つがあります。
- 企業を買収する
- 既存の強みを医療機器に応用する
もう少し詳しく見ていきましょう。
企業を買収する
医療機器業界への新規参入で一番多いケースは「買収」です。
少し前に話題になったのは、東芝の傘下にあった「東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)」がキャノンに6658億円で買収されたというニュースがありました。
キャノンは主力のカメラや複合機が成熟しているため、新たな事業の柱として医療の分野への参入を決めたというものです。
これは特殊な例ですが、日本の医療機器メーカーは元々中小企業が多いため大企業が買収し、その販路や製品力を利用し、医療分野に参入するというのは良くある話です。
既存の強みを医療機器に応用する
もう1つのパターンとしては、既存の強みを医療機器に応用するケースです。
富士フィルムは元々写真フィルムの会社でしたが、デジカメの台頭でフィルムが売れなくなりました。
その結果、富士フィルムはCTスキャンやMRIの診断画像の分野に取り組み、成功をしました。
また、ソニーがオリンパスと共同で医療機器のプロジェクトを立ち上げるなど医療機器に取り組む企業が増えています。
なぜ医療機器に取り組む企業は増えてきたか
なぜ医療機器に取り組む企業が増えてきたのでしょうか。
それはやはり「不景気に強い」、「ニーズがなくならない」安定業界だからだと思われます。
しかしそんな医療機器業界にも「初期の開発に時間がかかる」という欠点があります。
製品を0から開発した場合は、厚生労働省からの承認が下りるまで一定の年数がかかります。
つまり初期コストがどうしてもかかってしまうということです。
そのため、昔から医療機器を取り扱っている会社を買収するか、資本力を有する会社が時間をかけて立ち上げるかのいずれかでないと新規参入が難しいのです。
ただしその問題がクリアできるのであれば、安定業界である医療機器業界は魅力的なものとなります。
そのため、医療機器に取り組む企業は増えてきているのだと思われます。
新規参入企業の転職市場
では、これらの企業の転職市場についてはどのような状況かといいますと、基本的には一般の事業会社のスタートアップと同様と考えてよいと思います。
このような企業が求める人材は、以下のようになります。
- 開発側で新しい医療機器の開発に取り組める
- 薬事申請業務に携わり、国から販売の承認を取れる
- 医療機器を販売できる
- 具体的な売り方の構築、またそれを実行する営業ができる
上記のような条件に当てはまる方というと、やはり業界経験者ということになってきます。
ただし、買収で吸収された側の企業であれば、もう事業や販路は固まっているため、未経験職種等の募集も行われるケースも非常に多いです。
まとめ
今回は異業種からの医療機器業界に新規参入している背景や、それらの企業の採用状況についてお話をさせていただきました。
これら新規参入している企業は、これから事業を拡大していくため、転職先の候補として検討する余地があります。
ぜひ転職先として検討してみてください。
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