医療機器業界での女性のキャリア形成と目指すべき3つのキャリア

私は転職エージェントとして、医療機器メーカーにいろいろな方の転職の手助けをさせていただいていますが、医療機器業界はあまり女性にはなじみのない業界です。

しかし女性の求職者の方の中にも、医療機器業界を目指したいという方もおり、「医療機器業界のキャリア形成」について教えてほしいという要望をいただくこともありました。

そこで、ここでは医療機器業界における女性のキャリア形成と、目指すべき3つのキャリアについてお話をしたいと思います。

まずは入社する会社を選ぶ

私が転職エージェントとして勤務していく中で、女性が相談に来るパターンとして「結婚した後も継続できる会社」と相談にこられるケースが非常に多いです。
結婚予定が無い、相手がいないに場合でも相談に来られる方も、中にはいらっしゃいました。

医療機器業界は男性が強い、昔ながらの業界です。
そんな中で「医療機器業界で働いてみたい」という強い意志を出したとしても、あなたに結婚後のキャリアを用意してくれない会社は数多くあります。

入社前に事前確認し、あなたが結婚後のキャリアを準備してくれる会社を探しましょう。

女性が目指すべき3つのキャリア

では、医療機器業界において女性にどのようなキャリア形成ができるのでしょうか。
私が提案するのは3つです。

1. 営業
2. バックオフィス
3. 品質管理、物流関連

それぞれがどのようなキャリア形成をできるのか、詳しく説明していきます。

営業

実は営業も、女性がキャリアを積むうえでの選択肢の1つです。

とある会社の話になりますが、その会社ではトップセールスの方はなんと既婚の女性です。
もちろん会社によっては営業職で経験を積むことが難しいということもあるでしょうが、女性の方もトップセールスを目指せる時代となってきています。

この女性の方については現在お子さんがいらっしゃらないため、結婚後もセールスとして活躍されているそうです。
お子さんがいらっしゃるとなかなか難しいでしょうが、引き続き営業職でやっていくというのも１つの方法です。

バックオフィス

人事・総務で活躍されている方も多数いらっしゃいます。

特に採用のお仕事だと、基礎知識はあまり要りません。
むしろ、自社で長くやってきたキャリアが活きてきます。

営業サポートに関しても、営業として活躍された経験があるので、営業職の方の働き方を理解しながらサポートをすることができます。

このような観点で、結婚・出産後のキャリア形成においてバックオフィスとして継続することも１つの選択肢があります。

物流・品質管理

もう１つありうる選択肢として、物流・品質管理のポジションというのもあります。

物流とはディーラー、病院などに適切なタイミングで適切な数の商品を納品するための管理業務です。
品質管理とは高い品質の商品を、病院に提供できるように適正管理を行う仕事です。

これら2つの仕事は専門性が高く、キャリアを積めば転職しやすいです。
結婚後の新たなキャリアアップとしては最適です。

まとめ

医療機器業界は昔ながらの閉鎖的な会社もまだまだ多いですが、しっかり女性のキャリア形成を考えている会社も増えてきています。

最近ではバックオフィスだけでなく、物流や品質管理といった新たな専門職の道も開けます。
医療機器業界での女性の新たなキャリア形成が完全とは言えないものの実現できることができます。

これから医療機器業界で働くことを目指している女性の方も、ぜひ挑戦していただきたいです。

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なおエージェントごとに採用を扱っている会社が違うため、できれば2社以上は登録しておいた方がよいです。