医療機器業界の営業転職

採用後も安心じゃない!?外資系医療機器メーカーでの早期退職の実態

外資系医療機器メーカーでの早期退職の実態

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

外資系を中心とした医療機器メーカーは採用基準はなかなか厳しく、エントリーしても面接を通過できないことも多いです。

しかし、無事採用され、入社してもまだ安心ではありません。
実は入社後3ヶ月程度で退職に至るケースも珍しくありません。

では、なぜそのようなことが発生しているのでしょうか。

ここでは一部の外資系医療機器メーカーでの早期退職の実態についてお話しをしたいと思います。

座学研修・習熟テストの恐怖

新しく入社する場合、特に未経験者の方は座学研修・OJTの実施があります。

医療機器業界は専門用語のオンパレードなので、座学研修やOJTは重要です。
そして、座学研修で学んだことは、習熟できているかどうかを後からテストで確認したりします。

この習熟テストこそが、早期退職を産んでいる原因となっています。

とある外資系メーカーの習熟テストでは失敗できない

とある外資系メーカーの習熟テストの例ですが、週に1回習熟テストを実施します。
そして、一度でも基準点に達しない場合は事実上「クビ」を言い渡されます。

せっかく苦労して入社した会社なのに、簡単に事実上の解雇となってしまうのです。
ちなみに形式的には本人都合解雇となります

求職者も、その会社の入社支援をした転職エージェントもたまったものではありません。

離職率の高い医療機器メーカーと低いメーカーは方針が違う

医療機器メーカーは離職率の高いメーカーと低いメーカー(国内メーカー、外資系メーカー双方を含む)に分かれます。

これまであらゆる医療機器メーカーを訪問した私の経験からすると、離職率は企業の方針に表れてきているように見えます。

離職率の低い医療機器メーカーの方針

研修を大事にする研修を大事にする

まず、離職率の低い医療機器メーカーの基本的な方針は、ある程度立ち上がりに時間がかかるのは当然なので、じっくり研修・実戦経験を積ませれば一定の成果が出せるという方針となっています。

ある外資系のライフサイエンスメーカーは人にもよりますが、半年程OJTをメインに研修を行い、基礎知識や製品知識を確たるものにした後に正式に着任させます。
医者や専門家相手に提案するのであれば生半可な知識では難しいため、しっかりと教育をして早い段階で一人前に育ってほしいとの思想に基づき、長期的に研修を行います。

離職率の高い医療機器メーカーの方針

成果を重視する成果を重視する

対して、離職率の高い医療機器メーカーは、
「プロだから失敗は許されない。上からのミッションを果たさなければならない。」
「そのために必要なものは全部揃えている。その代わり成果を出したらお金を出す。」
というような方針です。

先の外資系メーカーの例で言うと、テスト1つにとっても失敗してはならないミッションであるという位置づけとなっています。

そのため、仮にテストをクリアして着任したとしても、成果の出せない営業マンには早めに引導を渡すということもやっています。

まとめ

他にも医療機器業界での早期退職理由として、手術の立ち合いが生理的に受け付けない、社風が合わないという退職理由もあります。

しかし、私が知る限り一番多くみられる外資系企業の早期退職理由は、仕事に対する方針です。
欧米系医療機器メーカーの全てではありませんが、このように厳しい企業も少なくありません。

ですが、純粋な実力主義であることは間違いないので、成果を出せる人は高い報酬を受け取ることができます。
成果を出せる自信がある人には向いている業界であるとも言えます。

もしも大手の外資系医療機器メーカーへの転職を考えている方は、企業の方針を事前に調べたうえで、問題なく働いていけるかを考えておいた方がよいです。

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