【未経験OK！】安定・高収入の医療機器営業への転職について

はじめまして。
私は現職転職エージェントの藤原と申します。

突然ですが、みなさまは医療機器業界への就職を考えたことはありますか？

私は一度も考えたことはありませんでした。
しかし、現在所属している転職エージェントで最初に担当したのは、医療機器メーカー・商社でした。

そして今では社内で医療機器メーカー・商社の専任の担当として働いています。

ここでは、そんな私の転職エージェントとしての経験を元に、
医療機器業界に強い転職エージェントの私が医療機器の営業職に業界未経験からチャレンジする方法をご紹介します。

医療機器業界の営業の転職先について

未経験から医療機器業界の営業への転職をする場合、基本的には「医療機器メーカー」または「商社」の中から選ぶことになります。

⇒医療機器メーカーと商社の違いについて

営業職では他にMRという職種がありますが、こちらは専門色が強く、未経験では難しいです。

⇒MRと医療機器営業の違いについて

そのため、ここでは医療機器メーカー、商社に絞ってお話しをします。

医療機器メーカー・商社に転職するメリット

医療機器メーカー・商社に転職するメリットは大きく分けて2つあります。

• 給料が高く、高収入を望める
• 不景気に強く、安定している

どちらも働く上で重要なポイントだと思います。

それでは詳しく見てみましょう。

給料が高く、高収入を望める

まず、医療機器メーカー・商社は全体的に給料がいいです。

その理由は2つあります。

高い機材を安く提供できる

医療機器はとても高いです。
しかし、実際に利用する人には安く売れます。

なぜ高いのに安く提供できるかというと、手術などを受ける際は「保険」が適用されるからです。

普通に手術をした場合、すごく大きな金額がかかります。
200万円といった超高額な金額も珍しくありません。

しかし、保険適用をすれば8万円くらいが支払い限度額となります。
(支払い限度額は所得によって変わってきます)

医療機器でも、同じように保険でまかなうことができます。

例えば10万円の機器を使ったとしても、3万円分だけ支払いが求められます。
7万円の差額については、国等の健康保険の基金からまかなってもらうため、医療機器を安く利用できるのです。

医療機器は常に必要とされる

医療を必要とする人は、常に存在します。

景気・不景気に関係なく、確実に売れるのです。

仕事は大変ですが、他の業界と比較して給与がよい上に不景気に強いという図式が成り立つのです。

普通の職種では景気に左右されるので、超安定している職種であるといえます。

医療機器メーカー・商社は未経験でも転職は本当に可能？

結論から言えば「可能」です。

なぜかというと、医療機器業界の就労者数はあまり多くありません。
その上、業界内の結びつきが強いため、特に同じ領域の製品を扱っている会社同士だと業界内での転職を避けるケースもあります。
このような理由から、ある程度の人数を採用するために他業界からの採用を行うことが意外に多いのです。

また、一定の癖がついた方より、癖のついていないほうが伸びシロが大きいと考える企業もあります。

社名は伏せますが、営業未経験から採用するといったケースですら、実際にあります。
業界未経験者の参入障壁は全くないとは言えませんが、他業界からの採用を積極的に行っている企業は決して少なくありません。

未経験で異なる業界に転職すると考えると、高収入を望める転職先としても良いでしょう。

医療機器メーカー・商社に就労するために

医療機器メーカー・商社に就労するためには、以下のポイントを満たしておくと面接を受けられる企業数が増えます。

• 営業経験3年以上
• 印象がよくお医者さんに気に入られそう
• 提案型営業ができる

営業経験3年以上

営業未経験で採用する企業も中にはありますが、やはり営業未経験ではなかなか難しいです。

できれば3年以上の営業経験を積みましょう。

印象がよくお医者さんに気に入られそう

医療機器メーカー・商社の営業が商談するのはお医者さんです。
印象がよく、お客さん(お医者さん)に気にいれらそうだと見込まれれば、かなりポイントは高いです。

提案を行うタイプの営業ができる

お医者さんからは、親密な関係構築をしながら「こうしましょう」という提案を行うタイプの営業が好まれます。

やはりお医者さんは多忙であまり時間がないので、スムーズに商談ができる人は歓迎されます。
提案を行うタイプを行う営業として、未経験でも歓迎されやすいと言われているケースもあります。

例を挙げると、業界整形インプラント製品を扱う営業職の場合は、「自動車ディーラー」、「証券」、「不動産」業界の出身者などが好まれるといいます。

高価なものを高所得者に売っている経験があるという点から、印象よく提案も上手でないかと判断されるようです。

まとめ

医療機器メーカー・商社では、業界未経験者の採用を積極的に行っている会社が数多くあります。

ただし、未経験とはいっても、挑戦するのには一定の営業経験を求められるケースや前職の経験が求められる場合もあります。

これは逆に言うと、「未経験ですが、今までの営業経験をこのように役立てられます」とアピールできれば十分なチャンスがあるということです。

安定・高収入の職につきたいと考えている方は、未経験からでもチャレンジしてみてもよいでしょう。

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なおエージェントごとに採用を扱っている会社が違うため、できれば2社以上は登録しておいた方がよいです。